2017年10月26日

“Color Book”とは何か1

チームとは、力を合わせて、共通の目的を、一人で取り組むよりも高い到達度で、達成するものだ。

力を合わせられるチームは、「仕事」の捉え方、取組み方を共有している。自分たちの色を頭の中に鮮明に持っている。
この「色」を言葉に書き出して、Co-Growthの輪に加わるときに、そして折にふれて、確かめられるようにするべきだと考え、“Color Book”をまとめた。

誰もが始めからCo-Growthの色を鮮やかに認識していることはなく、
また誰もがすべての時点において鮮やかな色を保ちながら行動できるわけではない。
Co-Growthらしくない考え・行動は周囲が指摘し、また折に触れてメンバー同士で認識を確認しあうことでチームは強くなる。

しかし人は自らの考え・行動の問題点を指摘されたとき、防御的に反論しがちだ。
例え、本来的には指摘が正しいと分かっていても。その時に立ち返られる、「色」を書き表した言葉があれば、指摘を咀嚼し易くなる。
割れた議論もまとまり易くなる。

以上が“Color Book”をまとめた理由である。大切なことは、各個人が、Co-Growthの輪に入る「門前」にて、“Color Book”に書かれている色を尊重し体現すると「腹決め」することだ。
自らが腹決めしたことであれば、体現する厳しさを突き付けられた状況においても乗り越えられる。

“Color Book”に書かれていることは、「腹決め」ができる人にとっては、厳しさがありながらも、世の中に価値を創り出していくために「ありたい姿」であると信じる。
そうしたありたい姿を、メンバーで肩を組みながら実現してゆけたらと思う。

“Color Book”は「反論できない神聖なもの」ではない。「支持、それに基づく行動」の遵守を求めるが、改まったタイミングでの建設的*な異論・反論は歓迎する。

*建設的:この場に居続ける前提で、より良い場を作る意志に基づいていること論じることが、実際の変化につながること

color-box-house