2017年10月26日

一般論に終始せず、目の前の固有の状況・特質を捉える

例えば、「掃除をもっとしっかりとしよう」という一般論を語るのと、
「我々のオフィスでは○○と○○の間が構造上、掃除がされにくい。ここを含め、しっかりと掃除をしよう」と伝えるのでは、
聞いた人が行動する確率と、結果が大きく異なってくる。

一般論は、聞き手もすでに知っていることが多いので、それを意見しても付加価値は生まれにくい。
一般論の内容が徹底されておらず再確認する価値がある場合は多いが、
聞き手が「分かってはいる」と感じるため、行動に突き動かしにくい。

一般論と目の前の固有の状況・特質を捉えた論の差が、意見自体の質の高さにつながり、
質の高い意見は聞き手を行動へ駆り立てることへとつながる。

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